14日開幕した東京オートサロン2011。日産自動車は、EVの未来的なスポーツドライビングのイメージを表現したコンセプトカー『リーフ エアロスタイルコンセプト』を展示した。
リーフ エアロスタイルコンセプトは、リーフをベースに特徴的なシルエットや、キャラクターラインがよりクリアに見えるエアロパーツを装着したモデル。
開発を担当した日産自動車アクセサリー事業本部の藤井真チーフプロダクトマネージャーは、「今回のコンセプトカーは、外装では樹脂パーツを使っている部分をすべて変更しております。リーフの純正オプションで用意しているエアロパーツの開発で得た空力特性などのノウハウで、エアロスタイルを提案してみました」
「特徴的なのは、フロントバンパーからサイドにつながるキャラクターラインを強調しているところですね。特にフロント部分では突起するようなデザインを採用していますが、これによりフロントからサイドへの空気の流れを切ってあげているのです」(藤井氏)と、コーナー部分は、なだらかに仕上げるより、シャープな面で仕上げる方が空力的に良い結果が出るという。
藤井氏は「EVやハイブリッドカーになっても、“カッコ良くありたいと思うのは変わらない”との思いで制作しました。おかげさまで海外メディアの方からも反響があるなど、驚いているところです」とコメント。オートサロンでの反響によっては、市販化も検討したいとのことだ。