東芝、英国で原子力サプライチェーン強化へ…ロールスロイスなどと協力

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AP1000型発電所の設備イメージ
AP1000型発電所の設備イメージ 全 1 枚 拡大写真

東芝やウェスチングハウス社が構成するコンソーシアム、ニュークリアーパワーデリバリー(NPD UK)は、英国での原子力サプライチェーンの強化に向け、ロールスロイス、BAEシステムズ、ドゥーサンパワーシステムズと、覚書を締結したと発表した。

NPD UKは、東芝、ウェスチングハウス、ショー・グループ、ラングオルークの4社が英国にAP1000型発電所を建設するために組織したコンソーシアム。今回の覚書締結により、英国でのAP1000型発電所の受注、拡販への取り組みを推進する。

原子力発電所の建設では、制御システムに使用される半導体から原子炉を収納する格納容器まで、さまざまな製品が必要となる。圧力容器、モジュールなどの供給が可能な大手原子力サプライヤーと協力関係を構築したことで、英国にAP1000の建設の基盤が完成したことになる。

今後、NPD UKが提案しているAP1000のモジュール設計や製作、加工、組み立て、英国での部材の供給拠点の開発、試運転サポートなどについて具体的に検討していく。

《レスポンス編集部》

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