サーブは19日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、『9-5スポーツワゴン』(日本名:『9-5エステート』)を初公開すると発表した。
新型『9-5』に関しては、4ドアセダンがすでに登場しているが、ステーションワゴンの「エステート」の設定は今回が初。セダンと同様、コンセプトカーの『エアロX』をモチーフとした力強いデザインが特徴だ。
もちろん、上質な仕上がりのラゲッジルームは健在。荷室容量は527リットル(VDA計測法)を確保した。60対40分割可倒式リアシートは、簡単な操作でフラットにでき、荷室は最大で1586リットルに拡大。オプションで、電動テールゲートも選択できる。
エンジンに関しては公表されていない。セダンと共通と思われ、2.8リットルV型6気筒ターボ(最大出力300ps)を筆頭に、2.0リットル直列4気筒ターボ(最大出力220ps)などが用意されると見られる。
サーブは新型で、再びプレミアムワゴン市場へ参入。欧州では今春から受注を開始し、納車は9月にスタートする予定だ。