【スズキ MRワゴン 新型発表】鈴木会長「軽はマイペースで売っていく」

自動車 ビジネス 国内マーケット
鈴木修会長
鈴木修会長 全 3 枚 拡大写真

スズキの鈴木修会長兼社長は20日の新型『MRワゴン』の発表会見で、軽自動車販売のトップ奪還について「当分は今のままのマイペースで売っていきたい」と述べ、シェアには強くこだわらない意向を示した。

鈴木会長は「4年前にお行儀の悪い売り方をやめないさいと(国内営業部門に)言ったら、2番になった」と、台数よりも収益重視への販売転換が首位陥落につながったと説明した。

しかし、販売方針の転換は販売店や販売代理店の収益改善につながり、「台数は減っているが、赤字ディーラーは1社もなくなった」と、シェア争いからの離脱による副次効果を強調する。

そうした収益改善が販売店の体質改善にもつながるため、今の“巡航速度”に余裕を見せる。もっとも、日産自動車とマツダへのOEM供給分を含むと、実質ナンバー1の座は変わっておらず、余裕の背景にはそうした事情もある。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る