中国市場でGMと販売トップ争いを繰り広げるフォルクスワーゲングループ。同社が、中国専用の新ブランド立ち上げを計画しているという。
これはドイツのメディア、『Wirtschafts Woche』が19日に報じたもの。同メディアによると、フォルクスワーゲングループは、低価格の新ブランドを中国で立ち上げ、北京や上海などの大都市近郊に住む顧客に向け、コンパクトカーを販売する構想を描いているとのことだ。
他社の中国での動向を見ると、中国専用の新ブランドとして、GMが「宝駿」、ホンダが「理念」を設立。現地ブランドであることを強調し、中国ユーザーの取り込みを狙っている。
フォルクスワーゲンの新ブランド立ち上げ計画が事実なら、他社の動きに追随したものといえそうだ。