2009年12月、資本提携を結んだフォルクスワーゲンとスズキ。その目に見える効果として、スズキ『キザシ』がフォルクスワーゲン製エンジンを搭載する可能性があるという。
これは21日、米国の自動車メディア、『WARDS AUTO』が報じたもの。同メディアの取材に対して、スズキの米国法人、アメリカンスズキモーターのスティーブ・ヨーナン部長は、「今後の選択肢のひとつとして、キザシにフォルクスワーゲン製エンジンの搭載を検討している」と話したという。
現行キザシは、2.4リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載。キザシが将来、フォルクスワーゲンのどのエンジンを載せるのかは不明だが、V6エンジンやハイブリッド化も視野に入れて、検討しているものと見られる。
スティーブ・ヨーナン部長は、「両社が提携のメリットを享受できるように、慎重に検討を進めていく」と同メディアに語っている。