菅首相の施政方針演説に自工会会長コメント

自動車 ビジネス 企業動向
志賀会長(資料画像)
志賀会長(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は24日、同日に行なわれた菅直人首相の施政方針演説を受けて「税制抜本改革の基本方針を示す、と表明したことなど、景気対策として一定の評価できる」とコメントした。

「消費者が生活に不安を感じると収入を貯蓄に回す。これを消費に回すようにしなければならない」とし、2011年度税制改正大綱に明記されている『簡素化、グリーン化、負担軽減』に期待を寄せた。

また施政方針演説で「交渉参加について結論を出す」とされたTPP:環太平洋パートナーシップ協定について志賀会長は「TPPイコール農業問題となっている」と牽制した。

「日本の自動車工業界には“(機会を)奪われている”という気持ちが強い。同じ土俵で戦いたい。雇用を維持し、納税を増やし、税の再分配で弱者を救済する方法を議論すべきではないか」

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る