【アウディ A1 日本発表】小さくても完璧なバランス

自動車 ニューモデル 新型車
A1
A1 全 9 枚 拡大写真

アウディのエントリーモデルである『A1』が日本でもデビューした。2007年の東京モーターショーでデビューした『A1プロジェクトクワトロ』が予告だった。デザインも同じものををモチーフとしている。

画像:アウディA1

一番それが表れているのはコントラストルーフと呼ばれるルーフラインであろう。このルーフラインは、ボディ同色にも、4色のカラーバリエーションから塗り分けることも可能である。広報部長の小島誠さんによると、この部分の塗装は複数の工程を取る必要があるため、役員会ではかなり議論がなされたが、チーフデザイナーは譲らず、実現にこぎつけたのだという。

また、アウディ全体のデザイン的な特徴も守られているという。そのひとつは黄金律である。「グラスエリアとドアパネルとの(高さの)比率が1:2になることです」。これにより、完璧なバランスが生み出せるのだという。

「他のアウディと同様、トルネードラインなどの特徴もあり、そのデザイン哲学は守られています。必要な線のみで構成されていて、すっきりしたデザインとなっていると思います」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
  4. 【ホンダ ADV160 試乗】彩りとわくわく感あふれる「アドベンチャー」スクーター…伊丹孝裕
  5. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る