飲酒運転で摘発の男、「奈良漬を食べた」と言い訳

自動車 社会 社会

奈良県警は24日、酒気帯び状態で乗用車を運転中に赤信号を無視したとして、奈良県大和高田市内に在住する49歳の男を逮捕した。男は同地名産の奈良漬を食べたと言い訳したが、警官に飲酒を見破られたという。

奈良県警・橿原署によると、逮捕された男は24日の午前1時20分ごろ、橿原市曽我町付近の国道24号で乗用車を運転中、赤信号を無視して交差点を通過した疑いがもたれている。

パトロール中の同署員が違反を現認。車両を抑止して職務質問しようとしたところ、男の酒臭さに気づいてアルコール検知を実施。この結果、呼気1リットルあたり0.25ミリグラムのアルコール分を検出した。

しかし、男は「奈良漬を食べただけ」と釈明。飲酒運転を否認したが、奈良漬けに約400gを一気に食べた量に換算されるアルコール分であったことから、署員は嘘と見抜き、道路交通法違反(酒気帯び運転、信号無視)の現行犯で逮捕している。

逮捕後、男は供述内容を一変。「香芝市内の飲食店でウイスキーを飲んだ」などとして、飲酒運転の事実を大筋で認めている。奈良県内では同地の名物でもあり、少量のアルコール分を含む「奈良漬を食べた」という言い訳が飲酒運転の取り締まり現場で頻発しているが、「食べた」とする奈良漬けの量を警官が求めると、答えに詰まる違反者が多いようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ゴミ回収箱に人が入ることは予見不能
  2. 「さすが俺達の日産技術陣!」日産の新型EVセダン『N7』にSNS反応、「カッコ良すぎないか」などデザイン評価
  3. ヤマハの125ccスクーター『NMAX 125 Tech MAX』が世界的デザイン賞、ヤマハとしては14年連続受賞
  4. 「洗車の日」企画:ユーザーが知りたいケミカル用品と洗車機の進化
  5. ホンダ『モンキー』イベントに過去最高の550台超が集結!「自腹」でも続ける「二輪文化継承」への思い
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. AI導入の現状と未来、開発にどう活かすか? エンジニアの声は?…TE Connectivityの独自リポートから見えてきたもの
  2. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  3. 住友ゴム、タイヤ製造に水素活用…年間1000トンのCO2削減へ
  4. EVシフトの大減速、COP消滅の危機…2024年を振り返りこの先を考える 【池田直渡の着眼大局】
  5. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
ランキングをもっと見る