ヤナセ、子会社が関西に進出…アフターパーツ強化

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ヤナセは、アフターパーツ販売子会社のヤナセオートパーツが、関西エリアでのアフターサービス体制を強化するため、大阪府茨木市に「関西エリアセンター」を新設、2月7日から営業を開始すると発表した。

関西エリアセンターは、関西エリアでのパーツ販売事業の拡大を狙い、顧客対応力向上と迅速で上質なサービスの提供に取り組むという。

センター新設に伴って、ヤナセの関西エリア各支店が担当していた滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県のアフターマーケット向けパーツ販売事業はヤナセオートパーツが担当する。業務を集約して生産性の向上を図る。

関西エリアセンターは、首都圏エリアセンターと連携して供給体制を強化するほか、パーツ検索業務の効率化やサポート体制も強化し、顧客満足度の向上を図る。

物流は、神奈川県横浜市のヤナセオートパーツ物流センターからの直送し、関西エリアセンター内に倉庫を新設する。エリア内の在庫を充実させることで、即日配送など供給体制を強化する。

関西エリアセンターには、インターネットを利用した問い合わせ、見積もり依頼、発注が可能な専用システム「エリアTOPS」を導入する。

エリア特性を考慮し、営業体制も日曜・祝日営業を実施し、取引先の利便性向上と業務負荷軽減を図る。

ヤナセオートパーツでは、2010年4月に首都圏エリアセンターを神奈川県横浜市に、同年10月に千葉エリアセンターを千葉市に、北関東エリアセンターを埼玉県戸田市に開設、パーツ販売事業を関東エリアのほぼ全域に拡大した。関西エリアに進出するため、今回の関西エリアセンターに続いて九州や名古屋にエリアセンターを展開する方針。

ヤナセオートパーツではヤナセグループ新車取り扱い各ブランドに加え、ポルシェ、プジョーなど、ヤナセで取り扱っていないブランドのパーツも取りそろえ、独自の購入ポイント制度など優待プログラムを展開、パーツ販売を増やしていく構え。

《レスポンス編集部》

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