フコク、タイに海外向けワイパー工場を新設

自動車 ビジネス 企業動向

フコクは、タイで自動車ゴム部品の生産能力を増強するため、約20億円を投じて新工場を建設すると発表した。

タイのサムトプラカン県にある連結子会社サイアムフコクが、延床面積1万5280平方メートルの新工場を建設する。サイアムフコクは現在、サムトプラカン工場とコラート工場で自動車用シール機能部品を中心に製造している。2工場の延床面積は約1万平方メートルで、従業員は約620人。

フコクはグローバルでの供給網を拡げるため、新たな拠点としてコーンケン県に海外市場向けのワイパー部品製造工場を建設し、生産能力を増強する。新工場は2012年に稼動する予定で、サイアムフコク全体で従業員は700人体制となる予定。

また、新工場の建設や必要設備等の資金を調達するため、サイアムフコクは、フコクを引き受け先として2億4000万バーツ(約6億3800万円)増資する。増資後の資本総額は4億8000万バーツ(約12億7700万円)となる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る