1月29日、自動車誕生125周年を祝ったダイムラー。その記念式典で、メルセデスベンツの今後のデザインの方向性を示した「オブジェ」が披露された。
このオブジェは、ダイムラーが1月のデトロイトモーターショーで公開した『エステティクスNo.2』の延長線上にあるもの。125周年にちなんで、『エステティクス125』と命名された。
エステティクスNo.2は、未来のインテリアの提案だった。今回のエステティクス125では、未来のメルセデスベンツの外観デザインを提示したのが特徴だ。
そのフォルムは車というよりは、アートといった雰囲気。全体が流れるようなラインで構成されており、オープンボディのスポーツカーとも受け取れる。
ダイムラーによると、このデザインが未来のメルセデスベンツの乗用車に反映される可能性があるとか。125年前の1886年、カール・ベンツが世界初の内燃機関車を生み出したのが革命的だったように、メルセデスベンツのデザインは大きく変わるかもしれない。