IHIの子会社であるIHI運搬機械は1日、スペースを最大限に有効活用できる新型水平循環方式駐車装置「IHIスーパースクエアパーキング」を開発して販売を開始したと発表した。
新しい駐車装置は、地下式パーキングの「IHIスクエアパーキング」を進化させ、主に地下スペースに最大限の収容台数を確保することを目的に開発した。従来、困難だった建築物の柱などをかわして駐車スペースを設けるなど、躯体に合わせた最大収容効率のレイアウトが可能で、従来機種と比べて最大25%収容効率がアップする。
また、最新のアルゴリズムによるコンピュータ制御により、最短の入出庫ルートを算出し待ち時間を従来の機種より約25%短縮できる。フラットパレットを標準仕様としてバリアフリーにも対応するほか、ICカード操作盤や携帯電話対応操作盤(オプション)も設定する。