【ジュネーブモーターショー11】ランチア イプシロン 新型…小さな高級車、健在

自動車 ニューモデル モーターショー
ランチア・イプシロン新型
ランチア・イプシロン新型 全 6 枚 拡大写真

ランチアは14日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、新型『イプシロン』を初公開すると発表した。

初代イプシロンは、『Y』のネーミングで1994年に登場。小型車でありながら、約100色もの内外装色を自由に組み合わせられる点が人気を呼び、欧州で大ヒットした。

2002年、2代目に当たる現行イプシロンがデビュー。初代と同様に「小さな高級車」というコンセプトを掲げて、人気を集める。ボディサイズは全長3780×全幅 1720×全高1530mmとコンパクトだ。

3代目イプシロンは、従来の3ドアハッチバックボディから実用的な5ドアハッチバックに変更。ボディサイズは全長3840×全幅1670×全高1510mmと、全長は60mm伸びたが、全幅は50mmコンパクトになった。

新型のデザインの特徴といえるのが、リアの処理。『デルタ』と共通イメージが与えられた。また、5ドアでありながら、後席ドアハンドルをピラー付近に隠すように配置し、3ドアに見せているのも目を引く。

インテリアは、小さな高級車、イプシロンのコンセプトを継承。素材や色は豊富に用意され、ボディカラーとの組み合わせは合計600通りにも上る。

エンジンには関しては、4ユニットを用意。すべてフィアットグループが開発したエンジンで、ガソリンは1.2リットル(最大出力69ps)と0.9リットル2気筒ターボ「ツインエア」(最大出力85ps)が用意される。

新型イプシロンは、欧州主要国で6月に販売がスタート。英国とアイルランドでは9月、クライスラーエンブレムを付けて発売される。

《森脇稔》

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