日産片桐常務「国内シェアアップ、半分は軽が支え」

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片桐隆夫常務執行役員
片桐隆夫常務執行役員 全 2 枚 拡大写真

日産自動車の片桐隆夫常務執行役員は15日、2013年度までに国内シェアを15%まで高める目標に関して「伸びの半分を軽自動車が支えることになる」との見通しを明らかにした。

横浜市の同社本社で開いた会見で片桐常務執行役員は、「(目標の)15%まで約2%シェアを上げる必要がある。そのうちの半分くらいは軽自動車の伸びで支えると考えている。そういう市場構造になっている」と述べた。

また軽自動車市場について片桐常務は「日産の場合、直近では約2割が新車代替時に軽を選ぶようになっており、中でも20代から30代の女性では日産車を購入する際におよそ3割強が軽を購入している」とした上で、「軽マーケットは日産の国内ビジネス発展のために大変重要な市場」と強調した。

日産の志賀俊之COOは10年11月の決算会見で日本でのシェアを「13年度までに15%とすることを目指す」ことを明らかにしている。日産の10年暦年の国内販売台数は前年比7.7%増の64万5320台で、シェアは13%だった。

《小松哲也》

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