BMW i…新ブランド発表、小型EVとPHVスーパーカーがスタンバイ

エコカー EV
iのイメージスケッチ
iのイメージスケッチ 全 4 枚 拡大写真

BMWグループは21日、新ブランドとして「BMW i」を立ち上げると発表した。EVやプラグインハイブリッドなど、次世代環境対応車を取り揃えるブランドとなる。

このBMW i ブランドからは2013年、2モデルが先行デビュー。そのひとつが、『メガシティビークル』(仮称)として予告されていた小型EV、『i3』。もうひとつが、コンセプトカーの『ヴィジョンエフィシエントダイナミクス』の市販版として登場するプラグインハイブリッドスーパーカー、『i8』だ。

両車の詳細は公表されていないが、BMWによると、アルミ製シャシーにCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)製キャビンセルを組み合わせた軽量構造になるという。両モデルは電気モーターとパワー・エレクトロニクス、高電圧リチウムイオン・バッテリーの部品を共有し開発と生産の効率化を図る。車両の生産は、ドイツ・ライプツィヒ工場で行われる。

BMWグループは「i」ブランド立ち上げに連動して、「BMW i ベンチャーズ」社を米国ニューヨークに設立。その子会社の「マイシティウェイ」が、スマートフォンを通じた情報配信サービスを開始する予定だ。

BMWで販売・マーケティングを担当するイアン・ロバートソン取締役は、「iはプレミアムカーの新しい形。BMWグループは、持続可能性を重視しながら、未来志向の自動車や関連サービス、刺激的なデザイン、斬新なコンセプトにもとづくプレミアム・モビリティを提供する」と述べている。

BMWグループは、i3とi8のイメージスケッチを公表。キドニーグリルは装着されているものの、MINIと同様、BMWのエンブレムは付かないと見られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 【トヨタ GRカローラ 新型試乗】「GRヤリス」とはスタンスが明確に違う理由…河村康彦
  2. 空力とエンジン性能を高める“穴”の真相~カスタムHOW TO~
  3. 『N-BOXカスタム』用パーツが一挙発売、ブリッツからエアクリーナーシリーズ4種類・5製品が発売
  4. EV戦略の“怪”、世界的には「失速」、国内は充電設備1年間で「3割増」[新聞ウォッチ]
  5. ポルシェ『カイエンGTS』改良新型、日本での予約を開始---価格は1868万から
  6. 「何にでもなれる自由な存在」グランドクロスオーバー、スズキ『GSX-S1000GX』の凄みとはPR
  7. ホンダの新型SUV『WR-V』、発売1か月で1万3000台を受注…月販計画の4倍超
  8. アントレックスが折りたたみ電動スクーター『MK114』発売へ、軽自動車にも積載可能
  9. ロイヤルエンフィールド INT 650 発売、価格は94万7100円より…ブラックアウトの「DARK」を新設定
  10. 自動運転「レベル4~5」は実現しない? 国際学会が自動運転技術に警鐘
ランキングをもっと見る