ダイムラーは22日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、コンセプトカーのスマート『フォースピード』(for speed)を出品すると発表した。
すでに、スマート『フォーツー』をベースにしたEV、『フォーツーed』をリース販売している実績があるだけに、フォースピードもEVパワートレインを搭載。リアに置かれるモーターは、最大出力40psを発生。センターコンソールのボタンを押せば、オーバーブーストモードとなり、7psのエクストラパワーが得られる。
二次電池は、蓄電容量16.5kWhのリチウムイオンバッテリー。0-60km/h加速は5.5秒、最高速は120km/hの性能を備える。1回の充電での最大航続距離は135km。急速充電なら80%のバッテリー容量を45分でチャージ可能だ。
フォースピードは、2シーターでルーフやサイドウィンドウのない大胆なロードスターボディを採用。しかし、フロントマスクやテールランプなどのデザインは、次期スマートに反映されると見られる。