エネルギーの地産地消 次世代システムが岐阜県で稼働

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JX日鉱日石エネルギーは、家庭用「環境対応マルチエネルギーシステム」が3月6日に岐阜県郡上市にオープンする次世代エネルギーインフラ構想の「中山間地モデル」の古民家に採用されたと発表した。

今回、採用された家庭用の環境対応マルチエネルギーシステムは、太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を活用、中山間地という立地条件を活かした小水力発電を直流で接続し、家庭内に直流でも給電することが可能となる。

家庭内の負荷に応じて各機器の発電や充放電を制御することができるとともに、燃料電池も含め、必要な電力や給湯のほとんどを賄うことができる「エネルギーの地産地消」を目指した独立型マルチエネルギーシステム。電力や給湯の使用状況がモニター画面に表示されるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を設置してエネルギーの見える化も図る。

また、系統電源の停電時でも電気とお湯は供給できる。

岐阜県は、複数のエネルギー資源や新たなエネルギー技術のベストミックスによる「次世代エネルギーインフラ構想」を推進している。今回4例目となる中山間地モデルの古民家には、薪ストーブも利用した自給自足型のエネルギー供給システムの構築も目指。

システムは、横浜市に設置した「ENEOS創エネハウス」での実証試験を通して得た知見に基づいて、同社が設計したもの。

《レスポンス編集部》

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