エネルギーの地産地消 次世代システムが岐阜県で稼働

自動車 ビジネス 国内マーケット
構成図
構成図 全 2 枚 拡大写真

JX日鉱日石エネルギーは、家庭用「環境対応マルチエネルギーシステム」が3月6日に岐阜県郡上市にオープンする次世代エネルギーインフラ構想の「中山間地モデル」の古民家に採用されたと発表した。

【画像全2枚】

今回、採用された家庭用の環境対応マルチエネルギーシステムは、太陽光発電とリチウムイオン蓄電池を活用、中山間地という立地条件を活かした小水力発電を直流で接続し、家庭内に直流でも給電することが可能となる。

家庭内の負荷に応じて各機器の発電や充放電を制御することができるとともに、燃料電池も含め、必要な電力や給湯のほとんどを賄うことができる「エネルギーの地産地消」を目指した独立型マルチエネルギーシステム。電力や給湯の使用状況がモニター画面に表示されるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を設置してエネルギーの見える化も図る。

また、系統電源の停電時でも電気とお湯は供給できる。

岐阜県は、複数のエネルギー資源や新たなエネルギー技術のベストミックスによる「次世代エネルギーインフラ構想」を推進している。今回4例目となる中山間地モデルの古民家には、薪ストーブも利用した自給自足型のエネルギー供給システムの構築も目指。

システムは、横浜市に設置した「ENEOS創エネハウス」での実証試験を通して得た知見に基づいて、同社が設計したもの。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…岩貞るみこ
  4. 米倉涼子と覚醒剤オトコとヤナセの関係---『FRIDAY』
  5. トヨタとパナソニックの合弁、新型リチウムイオン電池生産開始…レクサス『RZ』やスバル『ソルテラ』に搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る