ホンダが発表した1月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比1.6%減の28万6126台となり、14か月ぶりにマイナスとなった。
国内生産は、国内需要が大幅に低迷した影響で、同10.6%減の6万9170台と2か月連続マイナスとなった。
海外生産は同1.7%増の21万6956台と15か月連続でプラスとなったものの、伸び率が低下した。北米は同10.6%増と好調だったものの、アジアが同6.3%減と18か月ぶりにマイナスとなった。特に中国は同13.5%減の5万2390台と大幅なマイナスとなった。
国内販売は同19.6%減の3万8458台と、5か月連続マイナス。エコカー補助金制度終了による反動減で不振が続いている。
輸出は同17.2%増の1万9909台と3か月連続でプラス。欧州とその他地域向けはマイナスとなったものの、北米向けが同53.5%増と急増、アジア向けも同19.4%増だった。