「スラントノーズ」のポルシェ911が現代風に蘇る…1000馬力の「プロジェクトF-26」発表

ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」
ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」全 6 枚

ガンサー・ワークスは、14日に米カリフォルニアで開幕した「モントレーカーウィーク2025」の「ザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリング」において、ポルシェ『911』のスラントノーズ風カスタムカー「プロジェクトF-26」を発表した。

【画像】ガンサー・ワークスのカスタムカー「プロジェクトF-26」

F-26は戦闘機の空力形状と26台限定生産からその名前が付けられた。デザインは象徴的なポルシェ『935』スラントノーズとポルシェ・スラントノーズ・ロードカーからインスピレーションを得ており、ガンサー・ワークス独自のカーボンファイバー技術と性能重視の設計が組み合わされている。

ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」

カスタムメタリック塗装が施されたF-26は、カーボンファイバー製ハイダウンフォースウイング、アグレッシブなサイドインテーク付きの新しいリアパネル、角張ったリアフェンダーを特徴とする。最も印象的なのは、ポルシェの最も大胆なデザイン実験の一つを思い起こさせるドラマチックなスラントノーズフロントエンドだ。

自社で設計されたカーボンファイバー製フロントエンドは、オリジナルのスラントノーズのポップアップヘッドライトを固定式に変更し、エアフローを向上させドラッグを削減している。この軽量設計により、車重はわずか2700ポンドに抑えられている。

パワーユニットには、ロススポーツ・レーシングと共同開発した空冷ツインターボ4.0リッター水平対向6気筒エンジンを搭載。最高出力1000hp、最大トルク750lb-ftを発生し、6速マニュアルトランスミッションとリミテッドスリップデフに接続される。

ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」

エンジン冷却には、標準的な縦型ファンの2倍以上の風量を提供するレース由来のフラットファンを採用。全6気筒に均等な冷却を提供する。その他のアップグレードには、新しいカーボンファイバー製エアボックス、再設計されたインタークーラープレナム、インテークシステム内蔵のブローオフバルブが含まれる。

F-26には、コンチネンタル・エクストリームコンタクト・フォースタイヤを装着したターボツイスト・マグネシウム・モノブロックホイールを装備。フロント295/30R18、リア335/30R18のスタッガード設定となっている。

シャシーには全く新しいダブルウィッシュボーン式フロントサスペンション、アダプティブJRZダンパー、モータースポーツグレードのABS、トラクションコントロールを装備。リアホイールベースは30mm延長され、より長いホイールベースとエンジンの重心改善を実現している。

ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」ポルシェ『911』のスラントノーズカスタムカー「プロジェクトF-26」

インテリアは機能性と職人技を重視し、露出したカーボンファイバー、カスタムレザー張り、アルカンターラ製ヘッドライナーアクセントを特徴とする。ステアリングホイールは戦闘機の翼角プロファイルからインスピレーションを得ており、木製シフトノブはポルシェのレーシングヘリテージに敬意を表している。

生産台数は26台に限定され、アナログでありながらモダンなパフォーマンス体験を求める目の肥えたドライバー向けにカスタマイズされる。

《森脇稔》

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