エヴァ綾波レイが箱根町の公用車に

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綾波レイが描かれた日産リーフ、公用車としての使用のほか 観光関係の業務に使用することも町では検討している。(写真:箱根町提供)(C)カラー
綾波レイが描かれた日産リーフ、公用車としての使用のほか 観光関係の業務に使用することも町では検討している。(写真:箱根町提供)(C)カラー 全 7 枚 拡大写真

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の人気キャラ綾波レイが描かれた日産『リーフ』が、箱根町の公用車として走り始めた。公務に使用中にも、町では携帯電話やデジカメ、動画での撮影の対象となり、なかなかの人気を集めているようだ。

箱根町役場財務課長の川口將明さんは「1月27日の納車後、新聞や雑誌、テレビなどのほか、ネット上でもかなり掲載していただき驚いています。ツイッターなどでもおおむね好評で、エヴァンゲリオンの人気の高さを実感しています」と公用車の反響についてコメントした。

箱根町とエヴァンゲリオンのタイアップは、同アニメが箱根町仙石原を舞台としていることから実現したもので、箱根町観光協会でも箱根を舞台にした様々なイベントを企画している。

今回導入された公用車は、日産自動車の電気自動車『リーフ』に綾波レイと芦ノ湖の風景をラッピングしたもので、同町におけるEVの公用車は、これで4台目。箱根町では“環境先進観光地”の実現に向けた施策を展開しており、公用車にEVを導入するのもその一環。

EVの公用車としての実力について、「日常の業務の中では十分に機能を果たしています。車としての完成度は、他の公用車とそん色ないか、むしろ動力性能では優位だと思っています」(川口氏)との評価。

また、「難点といえば、航続距離の少なさですが、これも町内での使用では問題はなく、また、急速充電器を備えていることから、この点は補えているようです」と、町内での使用であれば問題はないが、充電インフラの整備や航続距離の短さは、やはりEVのウイークポイントであると指摘している。

綾波レイの公用車、今後の予定については「各種のイベントでの引き合いもあることから、箱根の宣伝のために積極的に使用していきたいと思っています」(川口氏)とのこと。

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