日韓連合でブラジルのレアメタル鉱山会社に出資

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ニオブ鉱山
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新日本製鉄、JFEスチール、双日、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)と、韓国のポスコ、NSP(韓国国民年金基金)の日韓連合は、高級鋼材の生産に不可欠なレアメタル(希少金属)であるニオブのブラジル鉱山企業に出資することで合意した。

日韓連合は、ニオブの世界生産量トップであるブラジルのカンパニア・ブラジレイラ・メタルジア・イ・ミネラソン(CBMM)の株式15%を取得し、高級鋼材の需要が伸びる中、ニオブを安定調達する。

日本側の4社は日本コンソーシアムを、韓国側2社が韓国コンソーシアムをそれぞれ設立し、これらを経由して日本側が10%、韓国側が5%の株式を取得する。株式の取得額は、日本側が13億ドル(約1080億円)、韓国側が6億5000万ドル(約540億円)で、6社はそれぞれCBMMの株式2.5%を間接的に保有する。

ニオブはレアメタルの一つで、微量の添加により鉄鋼製品の強度・靭性・耐熱性を飛躍的に向上させる特性があり、高級鋼材・特殊鋼材を生産するために必要不可欠な原料。ニオブの生産量世界トップに日韓連合が出資することで、ニオブを安定的に調達する。

《レスポンス編集部》

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