パガーニ『ウアイラ』(HUAYRA)は、『ゾンダ』後継のスーパーカー。ヘッドライトやマフラーなどのデザインに、ゾンダのイメージが感じられるが、エアロダイナミクス性能は大幅に引き上げられた。また、カーボンとチタニウムを組み合わせたモノコックフレームを新開発。ゾンダに対して大幅な軽量化を成し遂げ、車両重量は1350kgに抑えられた。
ミッドシップに収まるのは、メルセデスベンツの高性能車部門、AMG製のM158型6.0リットルV型12気筒ツインターボ。パガーニ社のために AMGが専用チューンを施し、最大出力700ps/5000rpm、最大トルク102kgm/3500rpmという圧倒的パワーを引き出す。
トランスミッションは7速シーケンシャル。強大なパワーは後輪へと伝えられ、0-100km/h加速3.2秒、最高速370km/h以上という驚異的なパフォーマンスを達成する。