SiCパワー半導体特許ランキング…2位デンソー、5位日産

自動車 ビジネス 国内マーケット
SiCパワー半導体デバイス、特定技術分野の競合分析
SiCパワー半導体デバイス、特定技術分野の競合分析 全 1 枚 拡大写真

パテント・リザルトは、SiC(炭化ケイ素)パワー半導体デバイスの参入企業に関する調査結果を発表した。

シリコン(Si)を用いたパワー半導体デバイスは、耐圧が理論限界値に近付いており、これ以上の改善は困難になりつつある。そのため絶縁破壊電圧が高いSiCやGaN(窒化ガリウム)を使うことで損失を抑えることが可能なワイドバンドギャップ型半導体が注目されている。

今回の調査では、特にSiCに着目し、2011年1月末時点でのSiCパワー半導体デバイス関連の特許を集計、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に評価した。

総合力ランキングでは、1位はSiC基板に強いCREEだった。2位がデンソー、3位がパナソニック、4位が三菱電機だった。

5位には日産自動車がランクイン。電気自動車やハイブリッド車など電子化を進めていくなか、車載用パワー半導体デバイスに対する自社開発意欲が強いことを示した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る