豊田通商、イラク復興支援事業を強化

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、イラク電力省とイラクへの変電設備の供給契約を締結すると発表した。

同社は、イラク復興支援事業として日本政府の無償資金協力プロジェクト約250億円、有償資金協力(円借款)プロジェクト約210億円、イラク政府の自己資金等によるプロジェクト約740億円を実施し、総額約1200億円を受注。日本企業による取り組みとしては最大規模となっている。

今回受注したプロジェクトは、日本政府がイラク復興支援の一環として供給する円借款プロジェクトで、2010年以降4件連続受注となる。受注額は約26億円で、明電舎と現代重工業が製造する変電設備、開閉器などをイラクに納入する。

イラクでは発電設備の能力不足に加え、変電設備の老朽化が電力不足の原因になっており、現在イラク国内の大部分の地域で1日10時間以上の停電が続いている。豊田通商が納める変電設備は、イラク国内の約50万世帯分の電力需要に対応する。イラクで電力を安定供給して、経済復興に貢献するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三輪EV『coffret』、ヤマダデンキ横浜本店で販売開始…試乗も可能
  2. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  5. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る