TRW、低価格の自動タイヤ空気圧モニター量産…安全確保に貢献

自動車 テクノロジー 安全
ゼロ・イニシエーター タイヤ空気圧モニターシステム 概念図
ゼロ・イニシエーター タイヤ空気圧モニターシステム 概念図 全 1 枚 拡大写真

TRWオートモーティブ・ホールディングスは、低価格の自動タイヤ空気圧検知システム『ゼロ・イニシエーター タイヤ空気圧モニターシステム(TPMS)』の量産を開始した。低価格TPMSを投入することで普及を促進し、自動車の安全確保に貢献する。

ゼロ・イニシエーター技術は、現行モデルである『直接式タイヤ空気圧モニターシステム』とは違い、センサー位置を検出するための電子イニシエーターを必要としない。4つの車輪に装着された各センサーが、それぞれのタイヤの空気圧レベルを直接モニターする機能を持つ。

このシステムでは、通常レシーバーを車両後部または後部バンパー部に搭載する。レシーバーは、前部・後部のセンサー位置を受信信号の強弱によって検知。左右のセンサー位置については重力と磁場の情報をそれぞれ検知、処理することで認識する。

これら前後左右のセンサー位置の情報を組み合わせることで、新しいTPMSではイニシエーターを装備しなくても、空気圧が低下したタイヤを検知することが可能となった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る