メルセデス世界販売、中国は66%増…2月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
Cクラスクーペ(ジュネーブモーターショー11)
Cクラスクーペ(ジュネーブモーターショー11) 全 6 枚 拡大写真
ダイムラーは3日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は7万9500台。前年同月比は10%増と、16か月連続で前年実績を上回った。

ブランド別では、メルセデスベンツが7万2500台。スマートは7000台を販売し、前年同月比は7%増と2か月連続で前年実績をクリアした。

メルセデスベンツブランドでは、『Eクラス』が引き続き人気。同車は2月、前年同月比12%増の2万1800台をセールスした。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、26%増の5000台と好調。『Aクラス』と『Bクラス』は7%増の1万4500台、『Mクラス』などのSUVシリーズは27%増の1万6200台を売り上げている。

2月の市場別販売は、地元ドイツが前年同月比1.3%減の1万4800台と後退。しかし、香港を含む中国が、66%増の1万2200台と2月の販売記録を更新した。米国も4%増の1万5500台と堅調。ロシアは100%増、ブラジルは67%増、台湾は61%増、インドは48%増と、新興国を中心に大幅増を達成した。

ダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当副社長は、「3月末には新型『SLK』と大幅改良を受けた『Cクラス』、今夏には『Cクラスクーペ』の販売がスタート。2011年は販売新記録が期待できる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 次世代バイオディーゼル、2050年カーボンニュートラルへ…期待される理由とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る