ホンダ車のチューニングを手がける無限(M-TEC)。その欧州法人が『CR-Z』のコンプリートカーの開発に乗り出す。
これは17日、無限ユーロが公表したもの。CR-Zのハイブリッドパワートレインや足回りを中心にチューニングを施し、「タイプR」のようなパフォーマンスを狙う。
その詳細は明らかにされていないが、1.5リットルガソリンエンジンとモーターは、パワーとトルクがアップ。サスペンションやブレーキは強化される。カーボンファイバー製ボンネットフードなどにより、軽量化も推進される。
無限ユーロは、車両のデザインスケッチ2点を公開。専用エアロキットの装着やローダウンされた車高により、迫力を増しているのが確認できる。
実車のワールドプレミアは、7月に英国で開催されるグッドウッドフェスティバルオブスピードを予定。無限ユーロは、「いまだかつてない最もホットなハイブリッド」と自信をのぞかせている。