【東日本大地震】福島原発100mSv超被曝社員「またやる」

自動車 ビジネス 企業動向
撮影=東京電力
撮影=東京電力 全 1 枚 拡大写真

福島第一原発事故の復旧作業中に、100mSv(ミリ・シーベルト)を超える放射線量を浴びた作業員6人のうち1人の声を、東京電力の広報担当者が、20日未明の会見で伝えた。

「放射線管理が250mSvにしっかりなれば、またその範囲内で作業をする」と、広報担当者に伝えたという。

「法律上問題のない範囲で作業をする」と、淡々と語ったという。

また、残りの5人も退出する意志を示しているわけではない、という。

発言した作業員は、作業者をまとめる中間的な役職にあり、原子炉冷却作業前に、放水作業の可能性や消防車両の放水作業位置などの調査を担当する、30〜40歳代の男性だ。

原子力発電所では、作業員の受ける実効線量限度を5年間で100mSv以下に管理することを法令で定められている。今回の事故では、厚生労働省が一時的にその上限を250mSvに引き上げた。

19日夜の会見では、この6人が全員、東電社員であることを明らかにした。6人の体調に異常は見られず、別の作業を行っているという。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る