【東日本大地震】エクソンモービル、塩釜油槽所に石油タンカーが22日到着

自動車 ビジネス 企業動向

エクソンモービル・ジャパングループは、稼働再開した塩釜油槽所向けにグループの東燃ゼネラル石油の川崎工場から石油タンカーが出港、22日に到着する予定だと発表した。

同社グループの塩釜油槽所は、出光興産と同様、石油元売り各社による共同利用にする。これによって東北地方向けのガソリンスタンドへの燃料供給体制は大幅に強化される見通し。

塩釜油槽所は、3月20日から操業を再開、海上から石油製品の受入が可能となった。これを受けて東燃ゼネラルの川崎工場から石油製品を搭載したタンカー21日に出港、22日に到着する予定。これで被災地の海上輸送による石油製品の大量輸送が実現する見通し。

塩釜油槽所は、業界他社との共同利用にし、業界全体で被災地域に燃料を安定供給していく。

加えて、東燃ゼネラルの川崎工場から宇都宮へ鉄道貨車での輸送も実施する。この一部は、タンクローリーで、東北地方に出荷する。27日からは、川崎工場から新潟を経由して郡山に鉄道での輸送を開始する予定。

一方、緊急用途向けの燃料として東燃ゼネラルの和歌山工場と極東石油工業の千葉製油所は、200リットルドラム缶に燃料油を充填し、自衛隊基地への輸送も開始した。21日までに、和歌山工場からドラム缶300本、千葉工場から200本をすでに出荷した。

このほか、各工場から、新潟、秋田、青森の共同油槽所への海上輸送も継続している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  3. 「トヨタがロールスロイスと勝負するのか?」2ドアクーペの新型センチュリー発表に、SNSは興奮の渦
  4. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  5. 【メルセデスベンツ Aクラス 新型試乗】装備充実の“Urban Stars”、スポーティに振ったクルマか?と思いきや…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る