【東日本大震災】自動車運搬船とフェリーが初入港

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自動車専用船及びフェリーによる緊急輸送対策
自動車専用船及びフェリーによる緊急輸送対策 全 1 枚 拡大写真

国土交通省海事局内航課は24日、地震発生後初めての、八戸港への自動車運搬専用船入港(23日)および仙台港へのフェリー入港(25日)について発表した。

国交省によると、フジトランスコーポレーション(船名:蓉翔丸、1万4790総トン)が23日に自動車運搬専用船として初めて八戸港へ入港した。輸送台数は荷役機器など14台、輸送品目は日用品ほか。

同じく23日には栗林商船の所有する内航RORO船(船名:神泉丸、1万3089総トン)が仙台塩釜港へ支援物資(荷役機器等)を輸送するために寄港した。現在、油送船以外の内航貨物船については、太平洋側の港には寄港していないが、神泉丸は東京港を出て苫小牧へ向かう途中に寄港する。RORO船とはロールオン・ロールオフ船の略であり、トラックがそのまま船に乗り込む形で輸送を行う船舶のこと。

また、太平洋フェリー(船名:きたかみ、1万3937総トン)が25日にフェリーとして初めて仙台港へ入港する予定だ。輸送台数は89台(有人トラック46台、ヘッドレスシャーシ43台)。輸送品目は医薬品、乳製品、米、野菜、プレハブなどの緊急輸送物資。なお、フェリー専用バースが被災しているため旅客輸送は取り扱っていない。

《高木啓》

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