【バンコクモーターショー11】三菱は i-MiEV をひっそりと

自動車 ニューモデル モーターショー
ブース正面からは見えない商談スペース横に i-MiEV が展示されている
ブース正面からは見えない商談スペース横に i-MiEV が展示されている 全 3 枚 拡大写真

三菱自動車は、バンコクモーターショー展示で『グローバルスモール』や『ランサーEX』をメインに据えた。ピックアップトラックなどもブースには所狭しと並んだ。ただ『i-MiEV』はブースの後ろにひっそりと展示されていた。

ハイブリッド車(HV)が、ようやく市民権を得始めたタイ市場。他社に先駆けてタイでHVの拡販に取り組むトヨタは、カムリハイブリッドを市場投入したのち、2010年12月にプリウスの販売も開始した。

HVの本格的な販売が始まったばかりのタイ市場。現状では電気自動車(EV)の認知度は低い。三菱は、EVのi-MiEVを大々的に展示するよりも、タイのユーザーにとって購入可能性が高く、馴染みのあるピックアップトラックやスポーツタイプの車両をメインに据えることを選んだようだ。グローバルスモールの存在も、i-MiEVの出展優先順位を下げる要因になったとみられる。

一方、日産は『リーフ』をメインに据え、専用説明員付きでEVの認知度向上を図った。EV黎明期のタイ市場における、各社の戦略がみてとれた。

《土屋篤司》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る