日本に比べ南に位置するタイでは、UVカット用のフィルムが人気のようだ。豊富な品揃えの窓ガラス用フィルム販売会社が存在した。
タイでは、男女ともに白い肌にあこがれがあるという。そのため、車移動中の日焼けについては、男女ともに気を遣うことが増えている。
自動車の窓ガラスに貼るフォルムを作り続けて16年になるLamina社は、1台あたり4500~5500バーツほどでフィルムを販売している。UVカット率や、車両サイズなどにより価格は上下する。
タイには、窓ガラスの視認性に関する法規定が今のところないため、自動車ユーザーは好みのフィルムを貼ることができる。
交通ルールや車両規定については、自由度が高いようだが、モーターリゼーションの進展とともにルールの詳細を定める必要が出てくる。窓ガラス用フィルムは象徴的だが、こうしたルール改定が企業にとっては新たなビジネスチャンスとなりそうだ。