タイでポルシェやベントレーなどの高級車ディーラー事業を展開するAASグループでは、ポルシェ『カイエン』が、一般公開1日の間に3台成約したという。
同社は、販売価格3300万バーツ（約8855万円）のベントレー『ミュルザンヌ』をはじめ高級車を展示、販売する。これら日本でも高級車に位置する車両は、タイにおいて、関税の関係で日本国内での販売価格から、2倍、3倍に跳ね上がることがある。平均月収約3万円ほどのタイ市場においては「超」高級車といえる。
同ショーでは会場で展示されている車両の購入契約を結ぶことができる。そこで、担当者に成約状況を聞いてみたところ、ブースに展示している1300万バーツ（約3488万円）のカイエンが、25日に開始した一般公開開始当日、1日の間に3台成約に至ったという。
このカイエン3台に加え、ほかにもポルシェブランドの車両が1台、成約に至っており、25日中に4台の成約が決まっている。
タイにも確実に高級車に対する需要があり、一定の経済力を持つ消費者は、購買意識も持ち合わせているようだ。
