【東日本大震災】被災地の証言…留まる住人に救援物資を渡している
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「最初は避難所へ支援物資や義援金を届けようと思ったのですが、物資については“余っている”と言われ、受け取りを拒否されてしまったので、自宅に留まっている方に直接お渡しするというプランに変えました」と語る。一方で「余っているようには見えなかったのですが…」とも。
小山さんは宮城県亘理市から南下を始め、山元町へ。そして福島県に入って新地町から相馬市、最終的には原発事故の影響を受けた南相馬市を目指すそうだ。
「もし不必要でしたら他に回してあげてくださいと言って、損壊した自宅などへ留まっている住人の方へ物資を直接渡しているのですが、今のところ住民の方からは拒否されることなく、喜んで受け取ってもらっています」
「海沿いの街を回ってきましたが、どこも津波の被害がひどかった。見たこともない光景に言葉を失いました」と小山さんはいう。
《石田真一》