スズキ、タイの製造・販売を合併…新会社を設立

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バンコク市内 モーラリゼーションが進む
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スズキは4月13日、タイの四輪車販売子会社のスズキ・オートモービル・タイランド(SAT)と四輪車生産販売子会社のスズキ・オートモービル・マニュファクチャリング・タイランド(SAMT)を統合すると発表した。

四輪車の生産から販売・サービスまでを一貫して行う「スズキ・モーター・タイランド」社を6月に設立し、SATとSAMTの業務を移管する。

SATはこれまで、四輪完成車を輸入し、タイ国内で販売してきた。

一方で、スズキはタイ政府が推進しているエコカープロジェクトに参画し、2007年12月に政府の承認を受け、08年4月に生産子会社SAMTを設立、09年11月から200億円を投じてラヨーン県ヘマラート・イースタンシーボード工業団地内に工場の建設を開始、12年3月から生産開始する計画。

スズキは、タイでの四輪車の生産・販売を効率的に運営していくため、2社を集約・統合する準備を進めてきた。今回、準備が整ったため、タイの会社法に沿って合併会社を新設した上で、これら2社を統合する。

新会社は資本金は56億8200万バーツ(約158億円)でスズキが100%出資する。社長にはSAMTの社長だった杉山隆之氏が就任する。

《レスポンス編集部》

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