自粛した方がよい…お祭り・選挙活動・お花見と花火大会

自動車 ビジネス 国内マーケット
東京の桜の名所のひとつ。JR中央線東中野駅西方
東京の桜の名所のひとつ。JR中央線東中野駅西方 全 1 枚 拡大写真

クロス・マーケティングは、東日本大震災の被災地を含む全国15歳以上の男女を対象に、「企業や公共団体の自粛」に関する調査を実施した。

それによると、自粛した方がよいと思う活動を、自粛する時期別に複数回答で尋ねたところ、震災当日~2週間未満では「お祭り」が54.3%で最も高く、以下、「選挙活動」の49.4%、「お花見や花火大会」の47.0%と続く。

企業のCMや新商品発表で自粛した方がよいものは、「テーマパーク・遊園地」が39.1%と最も高い。自粛支持率をみると震災当日~2週間未満が73.6%で、時間の経過とともに徐々に低下し、半年を過ぎると2割を切る。

男女別では、震災当日~2週間未満の女性の自粛支持率は78.7%で、男性の68.8%を10ポイント上回る。時間の経過とともに男女間のスコアの差は縮まり1か月後~3か月未満では、男性40.1%、女性41.6%とほぼ同水準。

年齢別では、震災当日~2週間未満は30代が75.5%で最も高く、60歳以上が69.2%で最も低い。すべての年代で時間の経過とともに支持率が低下しているが、60歳以上では、他の年代に比べ低下率が低く、1か月後~3か月未満では、60歳以上が47.9%で最も高い。

地域別では、震災後1か月~3か月未満に自粛した方がよいと思う活動で支持が高い活動は、「選挙活動」、「お祭り」、「お花見や花火大会」で、地域によって差は無かった。

ただ「選挙活動」は、東北が28.5%で最も高く、全体を8ポイント上回った。自粛支持率をみると東北が49.5%で最も高く、他の地域に比べ自粛意識が高い。

このほか「自粛をした方がよいと思う理由」と「しない方がよいと思う理由」を複数回答で尋ねたところ、自粛をした方がよいと思う理由は「節電のため」が49.2%でトップ。自粛をしない方がよいと思う理由では、「日本経済の早期回復のため」が76.2%で最も多かった。自由回答でも「景気を低迷させない」ことの必要性を訴える声は多かった。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る