【上海モーターショー11】VW ザ・ビートル 発表…TSIエンジン初採用、日本導入は来年

自動車 ニューモデル モーターショー
VWザ・ビートル(上海モーターショー11)
VWザ・ビートル(上海モーターショー11) 全 12 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン(VW)の看板モデル、『ニュービートル』が生まれ変わった。VWは18日、上海モーターショーの前夜イベントで後継モデルを発表。その名も『ザ・ビートル』だ。

ザ・ビートルは、中国の上海、米国ニューヨーク、ドイツのベルリンで、同時に発表が行われた。19日に開幕する上海モーターショー、20日に開幕するニューヨークモーターショーにも出品を予定している。

ザ・ビートルの最大の特徴は、「ビートル」の愛称で日本でも親しまれた元祖『タイプI』のシルエットを色濃く受け継いだ点だ。フロントウィンドウからリアハッチまで続く緩やかな弧はタイプIそのもの。懐かしさを感じさせるシルエットながらも、最新のVWデザインを取り入れることでモダンかつスポーティなデザインとした。

また、小排気量ターボエンジン「TSI」が初採用。ガソリンエンジンは全てTSIとなる。さらにデュアルクラッチトランスミッションのDSGを組み合わせ、燃費性能を大幅に向上させた。欧州など向けのディーゼルエンジン1.6TDIは、欧州複合サイクル燃費で4.3リットル/100kmを実現した。

欧州、米国などで販売を開始する。日本への導入は2012年初を予定。価格はベースモデルが250万円程度になると見られる。

《宮崎壮人》

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