【ニューヨークモーターショー11】サイオン FR-S…トヨタ FT-86 がアグレッシブに変身

自動車 ニューモデル モーターショー
【ニューヨークモーターショー11】サイオン FR-S…トヨタ FT-86 がアグレッシブに変身
【ニューヨークモーターショー11】サイオン FR-S…トヨタ FT-86 がアグレッシブに変身 全 6 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は、20日に開幕したニューヨークモーターショーにおいて、コンセプトスポーツクーペのサイオン『FR-S』を初公開した。

同車は、トヨタ自動車が3月のジュネーブモーターショーで披露した小型FRスポーツコンセプト、『FT-86II』のサイオン版。サイオンはトヨタの北米における若者向けブランドに位置づけられており、現地ではFT-86IIの市販版は、サイオンから発売される。

サイオンFR-Sは、トヨタFT-86IIに対して、エクステリアを変更。フロント周りでは、バンパーやヘッドライトが専用設計された。リアは、大型のディフューザーが目を引く。トランクのウィングは取り払われ、「SCION」のロゴを刻印。テールランプも新デザインだ。

サイドビューでは、FT-86IIにあったフロントフェンダーのエアベントを廃止。ドアミラーは小さくなり、専用の20インチアルミホイールが装着された。コードレッドと呼ばれる鮮やかな赤いボディカラーの効果もあって、サイオンFR-SはFT-86IIよりもアグレッシブさを増した印象を受ける。

エンジンなどのメカニズム面は、「水平対向の直噴自然吸気エンジン」と公表されただけで、排気量は明らかになっていない。トランスミッションは6速MTに加えて、6速ATが用意される。

サイオンFR-Sの市販版は、2012年に米国市場へ投入。米国トヨタ販売のジャック・ホリス副社長は、「社長の豊田章男は、トヨタ車にファントゥドライブ精神を復活させようと考えている。サイオンFR-Sは彼の考えを現実にする1台」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る