【ニューヨークモーターショー11】日産 ティーダラティオ 新型…レクサス LS よりも広い!!

自動車 ニューモデル モーターショー
日産 ティーダラティオ 新型(ニューヨークモーターショー11)
日産 ティーダラティオ 新型(ニューヨークモーターショー11) 全 10 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は20日に開幕したニューヨークモーターショーにおいて、新型『ヴァーサセダン』(日本名:『ティーダラティオ』)を初公開した。

新型『ティーダ』に関しては、19日に開幕した上海モーターショーで5ドアハッチバックを披露済み。1日遅れてニューヨークモーターショーでは、その4ドアセダン版がベールを脱いだことになる。

新型は小型セダンでありながら、広い室内、上級セダン用の新技術、高い燃費性能、低価格など、多くのメリットを併せ持つ。日産は2010年12月の広州モーターショーで中国向けの新型『サニー』を初公開しているが、新型ヴァーサセダンはこのサニーと基本部分の多くを共有している。

新型は日産の新世代FF車用車台、「グローバルVプラットフォーム」を採用。ボディサイズは、全長4455×全幅1695×全高1515mm、ホイールベース2600mmだ。全幅とホイールベースは従来と同数値だが、全長は15mm短く、全高は30mm低くなった。1695mmの全幅は、日本では5ナンバー枠に収まるサイズだ。

新型の大きなアピールポイントが、室内の広さ。北米日産によると、後席足元の空間は多くのミッドサイズセダンを上回るばかりか、レクサス『LS460』、BMW『5シリーズ』、メルセデスベンツ『Eクラス』といった高級サルーンさえ凌ぐという。

北米仕様のエンジンは、HR16DE型1.6リットル直列4気筒ガソリン。最大出力109ps/6000rpm、最大トルク14.8kgm/4400rpmを引き出す。トランスミッションには、エクストロニックCVTを用意。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、14km/リットルだ。

新型は米国では2012年モデルとして、今夏リリース。北米日産のアル・キャスティグネッティ副社長は、「新型はあらゆる面の価値を高めた車。まさにビッグスモールカーだ」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る