【ニューヨークモーターショー11】サイオン FR-S…トヨタ FT-86IIとの違いに迫る

自動車 ニューモデル モーターショー
サイオン FR-S
サイオン FR-S 全 23 枚 拡大写真

米国トヨタ販売が、20日に開幕したニューヨークモーターショーで初公開したスポーツクーペコンセプト、サイオン『FR-S』。同車とトヨタ『FT-86II』の違いはどこにあるのか。

既報の通り、サイオンFR-Sは、トヨタFT-86IIに対して、エクステリアを変更。フロント周辺では、バンパーやヘッドライトが専用設計された。リアには大型のディフューザーが装備され、トランクのウィングに代えて、「SCION」のロゴを刻印。テールランプも新デザインだ。

サイドビューでは、FT-86IIにあったフロントフェンダーのエアベントを廃止。ドアミラーは小型化され、専用の20インチアルミホイールを履く。

また、サイオンFR-Sの詳細画像からは、ドアハンドルの位置、ルーフエンドの処理など、両車の細かい違いが指摘できる。さらに、タイヤはヨコハマ『ADVAN Neova』の245/30R20サイズで、トレッド面に「SCION」の文字が刻まれたショー用タイヤであることも見て取れる。

公表された両車のボディサイズも若干異なる。サイオンFR-Sのボディサイズは、全長4272×全幅1816×全高1204mm。一方、トヨタFT-86IIは全長4235×全幅1795×全高1270mmだ。サイオンFR-Sのほうが37mm長く、21mmワイドで、66mm背が低い。2570mmのホイールベースは共通だ。

トヨタ版とサイオン版で、かなり印象が異なる両車。トヨタFT-86IIとサイオンFR-S、好みのスタイリングはどちらだろうか。

《森脇稔》

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