日本自動車工業会は26日、今年11月末から12月にかけて東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催する「第42回東京モーターショー2011」の出展概要などを発表した。
金融危機後の09年のショーで大半が参加を見送った外国の乗用車メーカーは、欧州企業を中心に14社・17ブランドが出展を申し込んだ。合計の出展者数も175社・団体で前回を36%上回る。
同日、記者会見した志賀俊之会長は、今回の東京モーターショーについて「日本のモノづくり力やたくましさを世界に印象付けられるよう、しっかり開催したい」と強調した。
また、会期となる12月あたりには、「自動車生産も相当に正常化されている。復興がアピールできる場でもあり、基幹産業としてそうした責務も担っていきたい」と語った。