20日に開幕したニューヨークモーターショー。BMWブースではBMWブランド初の市販EV『アクティブE』が展示され、米国でのリース価格が公表された。
アクティブEは『1シリーズクーペ』をベースにしたEVで、市販モデルは2011年3月のジュネーブモーターショーでデビュー。リアアクスルに置かれるモーターは、最大出力168ps、最大トルク25.5kgmを発生。前後重量配分は50対50と、理想的バランスが追求された。
二次電池は、SBリモーティブ社と共同開発したリチウムイオンバッテリー。0–96km/h加速9秒以下、最高速145km/h(リミッター作動)の性能を備えている。
BMWの米国法人、BMWオブノースアメリカは今秋、アクティブEのリース販売をカリフォルニアやニューヨークなど、米国の一部エリアで開始。今回のニューヨークモーターショーでは、その月額リース料が2年契約で499ドル(約4万円)とアナウンスされた。
契約時には、頭金として2250ドル(約18万円)必要だが、EVのリース料としては異例の低価格。同社はMINIのEV、『MINI E』のリース販売をすでに手がけており、これら2台のEVのノウハウが、2013年に発売する新型EV、『i3』に反映されることになる。