全日本空輸(ANA)は、ゴールデンウィーク中の利用実績を公表した。
4月28日から5月8日までのANAグループの航空便の利用実績によると、国内線は東日本大震災の影響があったものの、間際での予約が増加、提供座席数が前年同期比6.3%増の202万5778席に対して旅客数は同2.6%減の126万0801人だった。利用率は62.2%。
期間中のピークは下りが4月29日、上りが5月5日で方面別では沖縄が好調だった。
国際線は、震災の影響は依然として残るものの、日並びの良さや各種需要喚起策の効果もあって提供座席数が同19.3%増の23万6690席に対して、旅客数は同16.5%増の17万0298人と好調で、利用率は71.9%となった。
方面別では、欧州線、アジア線、リゾート線が好調だった。