[スバルIRC参戦]コルスなど伝統のイベント

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
R4仕様のインプレッサ
R4仕様のインプレッサ 全 3 枚 拡大写真

スバルテクニカインターナショナル(STI)は、『インプレッサWRX STI』シリーズの「R4」対応パーツのホモロゲーションを1日に取得したと発表した。このマシンはラリーの「IRC」シリーズに今2011年から参戦する。

IRC(Intercontinental Rally Challenge)は、「S2000」という2.0リットルNAエンジンの車両がトップカテゴリとなるラリーシリーズだ。運営はユーロスポーツが行っている。シリーズに組み込まれているラリーは、モンテカルロラリー、ツール・ド・コルス(フランス)、サファリラリーなど、現在のWRCの規定から開催が困難になった往年のラリーイベントも多く、年々注目度が上がってきているシリーズだ。

R4規定は、そのIRCにおいて、WRC車両も参戦を可能にすべく設けられた新しいカテゴリーで、「グループN」のWRC車両をFIA公認パーツによって軽量化や構造変更などを認めるための規定である。

STIの現在のラリー活動は、主にPWRCへの車両供給、グループN公認パーツの開発・供給などによって各国のユーザーチームを支援することがメインである。R4規定の発表後、2010年よりパーツの開発、車両テストを重ねており、満を持してR4パーツのホモロゲーション獲得となった。

IRC参戦やR4パーツ開発については年明け早々のオートサロンでアナウンスを行っていたが、STIの嶋村誠主査によれば、「東日本大震災の影響もあり、査察官の来日が延期となり、ホモロゲーション取得に時間がかかってしまいました」とのこと。

R4パーツのベース車両は「インプレッサWRX STI」(GRB:FIA公認No.N-5714)と「インプレッサWRX STIスペックC」(GRB:FIA公認No.N-5732)だ。

《中尾真二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  4. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る