ヒュンダイ世界販売、伸びが回復…4月実績

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ヒュンダイ・ソナタ
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ヒュンダイは2日、3月の世界新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は34万0647台。前年同月比は9.7%増と、3月の1.7%増に対して伸び率を回復させた。

海外では4月、28万0574台を販売。前年同月比は10%増となり、こちらも3月の1%増から伸びた。その内訳は、海外生産分が16.1%増の17万8289台と、引き続き好調。輸出分も10万2285台となり、前年同月比は0.8%増と2か月ぶりの前年実績超えだ。

海外では、とくに米国市場が好調。4月としては過去最高、そして年間を通じても過去2番目の6万1754台を販売し、前年同月比は40.3%増を記録した。中型セダンの『ソナタ』が、前年同月比17.3%増の2万1738台をセールス。モデルチェンジした小型セダン、『エラントラ』(韓国名:『アバンテ』)も128.8%増の2万2100台と躍進した。この2台は、初の月販2万台超えを記録する。

また、地元韓国は回復傾向。4月の韓国新車販売は、前年同月比8.6%増の6万0073台と、3か月連続の前年実績超え。SUVは29.6%減の6138台、バスやトラックを含む商用車が2%減の1万5926台と不振だが、乗用車が25.2%増の3万8009台と好調だった。

ヒュンダイの2011年1〜4月累計世界販売は、125万6698台。前年比約8%増の390万台のグローバルセールス目標達成に向けて、順調に販売を伸ばしている。

《森脇稔》

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