トヨタ豊田社長「多くのことを学び、着実に進みつつある2年」

自動車 ビジネス 企業動向
豊田章男社長
豊田章男社長 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の豊田章男社長は11日の決算発表会見で、間もなく社長就任2年を迎える感想を聞かれ、「余りにも大きな困難が振りかかったが、私もトヨタも多くのことを学んだ」と述べた。

2009年6月に就任した豊田社長は、リーマンショック後の赤字転落、品質問題、東日本大震災という「困難」に相次いで見舞われた。だが、この間も「半歩でも1歩でも進むことはできた」と振りかえった。

大震災後の復興への取り組みについては「現場力が発揮されている」とし、トヨタの「70年余りの歴史のなかで1番大切にしてきた現場で、先人の努力によって人材が育成されてきた」ことを実感したという。

そのうえで、3月に発表したグローバルビジョンで目指す、「いいクルマ」づくりによって顧客の笑顔を実現し、社会に貢献することで持続的な成長を図るという「サイクルが着実に回りつつある」と評価した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る