日産ゴーン社長「今期の世界販売は伸ばせる」

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車カルロス・ゴーン社長
日産自動車カルロス・ゴーン社長 全 1 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は12日の決算発表会見で、今期(2012年3月期)の世界販売について過去最高を達成した前期より「伸ばせると見ている」と語った。

ゴーン社長は同日、国内外での生産回復見通しについて「10月中には全工場でフル生産を再開できる」と展望した。上期までは、生産減による販売の落ち込みが避けられないものの、下期で挽回し、前期(約419万台)を上回るとの強気の姿勢を示した。

ゴーン社長は「日産の販売は勢いがついており、商品力や(世界の)地域バランスによって自信をもって事業展開できる」とその背景を説明した。

また「供給が重要なのは米国や中国であり、地域別の戦術も構築したい」と述べ、日産車の販売が好調な地域に優先的に商品供給する方針も表明した。今期の利益レベルについては現状では言及できないとしたものの、「良い年になると自信をもっている」と語った。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  2. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
  3. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  4. ハイレベルなサウンドカーが全国から集結!『第12回ヨーロピアンサウンド カーオーディオコンテスト』注目車レビュー Part 1
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る