客を乗せたタクシーの運転手、疾病原因で死亡

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8日午後11時35分ごろ、奈良県生駒市内の第2阪奈有料道路のトンネル内を走行中のタクシーが側壁に衝突。一旦停止したが急発進し、軽乗用車に衝突する事故が起きた。タクシーを運転していた59歳の男性が死亡。疾病原因だったことが後に判明している。

奈良県警・高速隊によると、現場は生駒市小倉寺町付近で片側2車線。全長約5500mのトンネル内。タクシーは大阪から奈良方面に向かって走行していたが、第1車線を走行中に路外へ逸脱。2回に渡って側壁へ衝突した。

タクシーは道路左側に設置された非常駐車帯に停止。客として後部座席に同乗していた27歳の男性が降車したが、タクシーは直後に急発進。事故を目撃し、救援のために前方で停車した23歳の女性が運転する軽乗用車へ追突した。

タクシーを運転していた大阪府池田市内に在住する59歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが後に死亡。軽乗用車を運転していた女性が打撲などの軽傷を負った。タクシー客の男性にケガはなかった。

男性には目立つ外傷が無く、客として同乗していた男性が「運転手は気分が悪そうだった」などと証言したことから、警察は司法解剖を実施。その結果、心筋梗塞が原因で死亡した可能性が高いことが判明している。

《石田真一》

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