カーコンビニ倶楽部、FC店でHVの整備対応

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HV整備の技術習得は急務となっている(写真はヤシマが開催したHV整備講習会のようす)
HV整備の技術習得は急務となっている(写真はヤシマが開催したHV整備講習会のようす) 全 6 枚 拡大写真

カーコンビニ倶楽部は、デンソーの子会社デンソー東京、オートリードと、低圧電気取扱特別教育を含むハイブリッド車(HV)に対応するための技術研修などで提携する。

カーコンビニ倶楽部のFC加盟店向けHVの技術研修のほか、スキャンツールの推奨品販売、HVの修理や一般的な故障修理の依頼先としてデンソーのサービスステーションであるダイアグステーションの利用促進を5月16日から実施する。

ダイアグステーションでは当面、デンソー東京の営業エリアとなっている関東地区、山梨県、新潟県のカーコンビニ倶楽部、カーコン車検のFC店を対象に実施する。全国展開も視野に入れている。

今回の提携では、カーコンビニ倶楽部、カーコン車検のFC加盟店がHVユーザーに対して、フロント業務からスキャンツールを使用した故障診断や点検整備、修理まで対応できるようにするのが狙い。

提携では、3ステップの研修、スキャンツールの推奨品の販売、修理・整備外注先の斡旋が軸。研修の「ステップ1」は低圧電気取扱特別教育、「ステップ2」がHVの基礎知識と車検整備、「ステップ3」がHV各車の特徴と主要装置の分解組み立てと内部の点検。研修のステップ1をデンソー東京、ステップ2とステップ3をオートリード、スキャンツールの推奨品の販売をカーコンビニ倶楽部、FC店が担当する。HVの修理依頼を受けた時には、ダイアグステーションの11店舗が対応し、診断作業、見積書の作成、修理を行う。

プリウスをはじめとするHVの普及が進んでいるほか、自動車に使用される技術が高度化し、電子制御装置(IC)の搭載により自動車整備での電子制御技術への対応が増えている。将来的には、HVや電気自動車がさらに普及することが予想され、これに伴って技術力で劣る整備工場では修理や整備が対応できなくなるとみられる。

カーコンビニ倶楽部ではFC加盟店でHVの修理、整備技術の向上を図る。

《レスポンス編集部》

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